2016年 大川興業第40回本公演「The Light of Darkness」
作・演出:大川豊
出演:大川豊、寺田体育の日、鉄板■魔太郎、Jonny、牛越秀人、俺はゴミじゃない
特別出演:小椋あずき
2016年9月22日(木・祝)〜25日(日))《5ステージ》
東京 下北沢 ザ・スズナリ
2016年10月8日(土)9日(日)10日(月・祝)《3ステージ+トークライブ》
神戸 神戸アートビレッジセンター
2016年10月14日(金)15日(土)16日(日)《3ステージ+トークライブ》
名古屋 愛知県芸術劇場 小ホール
舞台監督:海老沢栄
舞台監督助手:淡嶋恵
照明:近藤隆文(㈱エアー・パワー・サプライ)
音響:真沢則子
宣伝美術:Huse inc.
制作:下浜奈津子、髙畑怜井子、久保佳代
光が生きている!!
暗闇演劇で100円ライターの閃光が舞台、客席に飛び、日頃は使い捨ての光が心に突き刺さった。その時、光が線にも見えたり、粒にも見えた。光は物理学では粒子でもあり、波でもある。暗闇の中での光は、色々な表情をする。怒ったり、泣いたり、笑ったりしている。考えてみると、月や星の光にみんな語りかけるのは、光が生きているからではないか?光が主役の演劇を是非観に来て、語りかけてみてください。
作・演出 大川 豊
物語
スキーブームで建てられた一万戸以上のリゾートマンション。所有者高齢化で使用せず維持できず、わずか10万円で売られる。そこに数人が、過去の思い出の場所、現在の生活場所、未来の希望の場所、それぞれの時間軸で住む。ある日、一瞬にして同時に暗闇となる。太陽が消えたのか、同時に目が見えなくなったのか?光が止まり、それぞれの時間軸が動き出す。時間が進まない分、過去へのタイムトラベルが始まる。過去を変えるのか、追体験するのか、過去は振り返らず遠きにありて思うものなのか。それぞれの時空の旅が始まる
「The Light of Darkness」2015年初演時のアンケートより
★光と闇の融合舞台という感じで「見せる暗闇演劇」でした。見せるためのいろいろな演出が面白かったです。
★最後の場面では何とも言えない感動を覚えました。何か気持ちが上向きになりました。
★見えるのが正常なのか、見えないのが正常なのか、よくわからなくなるくらい引きこまれました。また、観に来たいと思いました。
★深いテーマをいくつも感じました。男女間の愛情、師弟愛、友情。本当の姿は一つです。それを知るきっかけと設定が斬新でした。
★とても深いシナリオで何度もうなずいてしまいました。すてきなお芝居でした。
★暗闇と聞いていたので、どんなものかと思っていたら驚きでした。見えない分、セリフとか熱が違う形で伝わってきました。
★初めて拝見しまた。何もかも初めてであっけにとられて終わりました。でも、まさかの涙……。自分にびっくりです。
★暗闇というより、光のお芝居でした。本当にきれいでした。
★初めて暗闇演劇というものを観て、刺激になったこと、感じたこと、勉強になったことが多く、何から書いていいかわかりませんが、とても楽しく充実した2時間を過ごすことができました。
★目に見える情報は最低限でよいのだと思わせていただきました。想像でいくらでも補える。役者さんたちの声と芝居があればこそですが。観に来て本当によかった。
★前回は100%暗闇でしたので、そのつもりでいましたが、あれれ……?進化している!映像も取り入れ、すごく良かったです。
★暗闇の中で想像力を働かせながら、次に何が起こるか予測できずわくわくできました。世界に入り込むことができ、心にくる言葉も得られました。