大川総裁も参加した、奈良県の知的障がい者施設での専門家を招いての感染予防策協議の模様がNHK奈良にて紹介されました。

奈良 NEWS WEB
障害者施設で感染予防対策を協議

新型コロナウイルスの感染予防策を徹底しようと、葛城市の障害者施設は、4日、感染症の専門家を招き、対策を協議しました。

葛城市の障害者施設「葛城苑」には、重度の知的障害がある人などおよそ50人が入所しています。
感染対策を徹底しようと、施設は4日、奈良県立医科大学附属病院の感染症の専門家を招き、対策を協議しました。
会議では、まず施設の職員が、所者の多くがマスクの着用を拒んでしまうことや、入所者どうしの距離が取りづらいなどといった現状を説明しました。
これに対し専門家は、入所者の検温を毎日、複数回行い、体調に異変がないか、こまめにチェックするとともに、外部との接触の機会が多い職員がウイルスを持ち込まないよう、手や指などの消毒を徹底するようにアドバイスしました。
施設を運営する社会福祉法人の足高伴成副理事長は、「感染予防をどこまですればいいのかが一番の悩みでした。感染者が増えた場合、隔離やゾーニングをどこまで徹底できるのか、懸念もありますが、福祉施設には限界があるという前提でアドバイスをいただけたのでとてもありがたい」と話していました。
奈良県立医科大学附属病院感染症センターの笠原敬センター長は、「福祉の現場では、病院のように理想的な感染対策ができない。最小限で最大限の効果が得られる対策が重要になる。医学的な知識に基づく現場指導を今後も続けたい」と話していました。

※NHK奈良 NEWS WEBより引用